
技術の進歩は常に高精度のバランシングを必要としています。
例えば、高速工作機械スピンドル、モータ、タービン、ファン、ユニバーサルジョイント、製紙ロールなど、ありとあらゆる身近な分野でその傾向が見受けられます。
これらの製品においては、高速回転化が進みバランシングの重要性はますます増しています。
正確にバランスされたロータはストレスフリーで高速回転を達成することができ、トータルでの高効率化を図ることで環境負荷を低減することができます。
TESTED SPECIFICATION
被試験体仕様
名称 | 長浜―シェンク ハードタイプバランシングマシン H20B型 |
台数 | 1台 |
重量 | 0.5~75kg |
左右等荷重の場合 | MAX100kg |
直径 | MAX800mm |
軸径 | 9~70mm |
軸受間距離 | MAX1,120mm |
FEATURE
機能
流れ止め装置

ロータ回転中に生じる軸方向の流れを受け止めます。
ローラ軸受

ローラ軸受は、広範囲の異種ロータを支持するための方法です。付属のスケールによりジャーナル径を合わせるだけの簡単さで、特別な工具は必要としません。
また、ローラの表面は滑らかな曲面となっており、ロータの軸にエッジ圧や極端な圧力をかけない設計となっています。
セーフティ装置

横形バランシングマシンについては、大きな初期不釣合いによるロータの飛び出し防止のために、セーフティガードやカウンターローラを装着しています。
光電基準信号ピックアップ

ロータに付けられたマークの反射により回転の基準信号を検出します。
振動ピックアップ

超高感度動電型振動ピックアップは遠心力により発生する振動を忠実に電気信号に変換します。